ワクチン各種
Vaccines
ナビタスクリニックでは、予防接種に力を入れております。
定期接種ワクチンはもちろん、海外渡航用ワクチンまで、種類を多く揃えています。患者様の様々なニーズにお応えするため、輸入ワクチンも扱っております。接種スケジュールがタイトな方には 同時接種 も積極的に行っておりますので、ぜひご相談ください。
未成年の方の接種時のご注意
高校生ほか、中学卒業〜18歳未満の方は、基本的にお一人での受診が可能です。ただし、ワクチン接種の際は保護者の方による接種同意書のご持参が必要となります。
以下より用紙をダウンロードいただき、保護者の方が記入して、お子様がご持参いただくようお願いいたします。
未成年者 ワクチン接種同意書
HPVワクチン
HPVワクチン、4価と9価はどう違いますか?
HPV(ヒトパピローマウイルス)は一般的なウイルスで、身体のさまざまな部位に付着し、皮膚や粘膜の小さな傷口から侵入し、誰でも感染する可能性があります。HPVウイルスに長期間感染すると、がん発症の確率が高まります。
ワクチンには以下の種類があります。
- ガーダシル4価:6型、11型、16型、18型
- ガーダシル9価:6型、11型、16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型
- シルガード9:ガーダシル9価ワクチンと成分および効果はほぼ同じ
【予防効果】
9価ワクチンでは以下の病気を全てカバーできます。特に子宮頸がんに対しては、原因の80~90%を占める7種類のHPV感染を予防できます。
4価ワクチンでは、子宮頸がんの原因の50〜70%を占める16型と18型、および尖圭コンジローマを引き起こすHPVの感染予防が主な効果です。
- 女性:子宮頸がん、外陰がん、膣がん
- 男性:陰茎がん
- 男女とも:肛門がん、中咽頭がん、尖圭コンジローマ
【接種間隔】
初回接種、初回接種から2ヶ月後(2回目)、初回接種から6ヶ月後(3回目)
筋肉内注射です。
【接種後の注意事項】
- 接種部位をマッサージしないでください。
- 接種当日の入浴は問題ありません。
- 接種当日は過度の運動や飲酒を避けてください。
- 接種部位には赤みや痛みが現れる可能性がありますが、通常は数日で自然に治まります。
- 接種後、アレルギー反応や緊張、痛みの刺激により迷走神経反射が強まり、めまいや失神などの重篤な反応が起こる可能性があります。そのためすぐに家に帰らず、クリニックの近くで30分間、待機・観察してください。体調が変わった場合はすぐにクリニックに戻ってください。
- 副反応の症状がある場合は、当院に相談してください。
- ワクチンは子宮頸がんの発生を100%予防できないため、ワクチン接種を受けた場合でも定期的に婦人科の子宮頸がん検診を受けるようにしましょう。
詳しくは、厚労省「HPVワクチンに関するQ&A」もご確認ください。
帯状疱疹ワクチン
水ぼうそう経験者は全員、帯状疱疹を発症する可能性があります
【どんな病気?症状は?】
帯状疱疹は、体の片側に、水ぶくれ(水疱)を伴う発疹が、神経に沿って帯状に現れる病気です。
水疱ができる2~3日前からチクチク痒みや痛みを感じ、1週間程度で水疱の多発・激痛や発熱、頭痛となども起きてきます。みられることもあります。通常は2~4週間で皮膚症状がおさまります。
【原因は水ぼうそうウイルス】
子どもの頃に水痘(みずぼうそう)にかかると、症状がおさまっても「水痘・帯状疱疹ウイルス」が体の中で長期間潜伏感染し、加齢や疲労で免疫が低下すると「帯状疱疹」として発症します。
原因となる水痘・帯状疱疹ウイルスには国内の成人のほとんどが感染していると考えられ、誰もが帯状疱疹を発症するリスクがあります。
【長期痛みが残ることも】
また、皮膚症状が治った後も、長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。
【予防接種を受けましょう】
治療の中心は、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬です。より早期の投与が効果的といわれていますので、痒みや痛みのあとに水疱が出現したりしたときは、できるだけ早く受診しましょう。
50歳以上の方については、ワクチンを接種することで、発症予防、重症化予防が期待できるとされています。治療薬はあっても苦しい思いをされた患者さんは皆、接種を受けておけば良かったとおっしゃっています。
【水痘生ワクチンと帯状疱疹の比較】
効果や接種対象、費用などに違いがあります。医師にご相談ください。

【東京都では接種費助成があります】
東京都は2023年度より、帯状疱疹ワクチンの接種費を助成する区市町村への補助事業を実施しています。詳しくはお住まいの市町村にお問い合わせください。
【任意接種ワクチン価格表】(助成なしの場合、税込)
- 帯状疱疹ワクチン(シングリックス)
- 27,500円
- 体内に潜伏している水痘ウイルスによる帯状疱疹の発症を抑える効果が規定できる。50歳以上。
- RSウイルスワクチン(アレックスビー)
- 27,500円
- 60歳以上を対象とするRSウイルス感染症予防ワクチン
- RSウイルスワクチン(アブリスボ)
- 33,000円
- 妊娠24~36週、60歳以上の方を対象とするRSウイルス感染症予防ワクチン
- 水痘ワクチン
- 9,900円
- シングリックスより効果は劣るが、帯状疱疹予防も期待できる。生ワクチン。
- インフルエンザワクチン
- 4,400円
- 例年10月1日頃〜、無くなり次第終了となります。
- HPVワクチン(ガーダシル4価)
- 17,600円
- 子宮頸がんや中咽頭がんを引き起こすHPV(ヒトパピローマウイルス)への感染予防
- HPVワクチン(シルガード9)
- 32,000円
- 子宮頸がんや中咽頭がんを引き起こすHPV(ヒトパピローマウイルス)への感染予防。効果を期待できるHPVの種類はガーダシル9価と同じ。
- 麻疹・風疹混合(MR)
- 9,240円
- 麻疹・風疹・おたふく混合(MMR)
- 13,200円
- おたふくかぜワクチン
- 4,620円
- 小児用4種混合(テトラビック、クワトロバック)
- 14,300円
- 破傷風・ジフテリア・百日咳・ポリオの混合ワクチン
- 9,900円
- 成人用3種混合(破傷風・ジフテリア・百日咳)
- Boostrix、輸入、不活化
- 小児用3種混合(破傷風・ジフテリア・百日咳)
- 5,720円
- トリビック、国産
- 小児用2種混合(破傷風・ジフテリア)
- 4,620円
- 成人用破傷風トキソイド
- 3,520円
- 不活化ポリオ(IMOVAX POLIO)
- 11,000円
- 肺炎球菌ワクチン(バクニュバンス)
- 11,000円
- 肺炎球菌ワクチン(プレベナー20)
- 12,100円
- 肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)
- 8,800円
- A型肝炎ワクチン(エイムゲン)
- 7,040円
- A型肝炎ワクチン(AVAXIM)
- 11,000円
- B型肝炎ワクチン
- 7,700円
- A型B型肝炎混合(Twinrix)
- 16,500円
- 髄膜炎ワクチン(メンクアッドフィ)
- 27,500円
- ヒブワクチン(アクトヒブ)
- 8,250円
- 日本脳炎ワクチン(ジェービック)
- 7,700円
- 日本脳炎ワクチン(JENVAC)
- 16,500円
- 腸チフスワクチン(Typbar TCV/Vi)
- 12,100円
- ツベルクリン反応
- 3,300円
- BCG
- 5,500円
- 狂犬病ワクチン(Chiro Rab、Rabipur)
- 19,800円
- ダニ脳炎ワクチン(タイコバック)
- 16,500円
- ダニ媒介性脳炎の発症を予防、3回接種
- コロナワクチン
- 接種券をお持ちください
- 自治体からの接種券、本人確認書類等(マイナーカード、運転免許証など)、中学生以下は母子手帳を必ずお持ちください